ごあいさつ

このブログはNPO法人共存の森ネットワークのブログです。

当NPOの原点は、2002年に始まった森の聞き書き甲子園」というプロジェクトです。これは、毎年100人の高校生が、全国各地の森の名人を訪ね、知恵や技術、考え方や生き方を「聞き書き」し、記録する活動です。

日本の国土面積の約三分の二は森です。森は山菜や木の実、動物といった食料はもちろん、家を作るための木材や薪や炭といった燃料まで、豊かな暮らしの恵みを与えてくれました。

しかし、エネルギーを石油に依存し、多くの物を輸入するようになった今、森が見捨てられています。そして、森とともに受け継がれてきた知恵や技術が失われる危機にあります。

森の名人と森に入り、技術や知恵を学び、地域に住む人に話を聞き、山村の将来を考える。そんな活動が「森の聞き書き甲子園」の卒業生の呼びかけで始まりました。

そして2007年12月、NPO法人として、新たなスタートを切りました。



団体の詳細はHPをご覧ください。
「森の聞き書き甲子園」についてはこちらをご覧ください。
事務局スタッフの紹介はこちらです。

東海:6月20−21日の活動 地域を歩く!

6月20日、21日に東海地区の活動がありました♪

今回はじめて共存の森の活動に参加してくれた人や椿立にはじめて来るというメンバーも多く、にぎやかな活動になりました。

3月の活動にひき続き、椿立の集落の中を歩き、気になったものを写真に撮り、地図にまとめました。今回は、各地区の地元の方に一緒に歩いていただき、お話をきくことができました。

ここ椿立で暮らしてきた方にとっては、あたり前のようなことが、私たちにとっては驚きの連続でした。
自然のものを何でも活用する知恵。
自分の手で必要なものを作ってしまう技。
風景の中に込められた想いや時代の移りかわり。

自分たちだけで歩いたら、気づかないまま通り過ぎてしまっただろう場所に、椿立の暮らしを見つけることができました。
少しずつですが、椿立のことが見えてきたような気がします。
でも、まだまだ知らないこと、知りたいことがいっぱいあるなーとも気づきました。

夜には、ユースホステルの小川さんにご案内いただき、ほたる見学へ!
暗闇に舞う、たくさんのほたるの光がとてもキレイで、感動しました☆

その後、グループごとにまとめ作業をして、次の日に発表しました。

地域をご案内いただいた小野清臣さん、松井鑛弌さん、鈴木重範さん、原田清治さん、発表会に来て下さった皆様、本当にありがとうございました!!これからもよろしくお願いします!

鈴木まり子(共存の森・東海 リーダー)

北陸:6月6−7日の活動 草刈り草取り!

6月前半の活動に行ってきました。

初日のブナの植樹地の下草刈りでは、
草の多さと毛虫の大襲撃にかなり苦戦しましたが、
なんとかブナの周り1メートルを刈ることができました。


夜の聞き取りではグループで地元の人から天蓋高原の歴史や
ひまわりフェスティバルなどの話を詳しく聞き取ることができ、
一段と高根に関する知識を増やすことができたと思います。

二日目の朝食は高根産のお米に素王卵を使った卵かけご飯でした。
素王卵はスーパーの卵とは比べものにならない濃厚さで、
高根のお米に見事にマッチしていました。

田んぼの草むしりは体勢もきつくとても大変でしたが、
みんなで力を合わせなんとか目標の範囲を終えることができました。
身を持って棚田を維持することの大変さを感じることができました。

高根の活動で地元の人と語らい、美味しい空気・水・食事をとることが
できて本当によかったです。

6月後半の高根の活動も頑張りましょう!!!

(共存の森メンバー:脊戸大樹)

第8回森の“聞き書き甲子園”参加高校生募集!

今年も100名(+α)の参加高校生を募集します。
 (なぜ+αかは、以下をお読みいただければ、分かります。)

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森の“聞き書き甲子園”とは、毎年、全国100人の高校生が「森の名手・
名人」※を一対一で訪ね、名人が持つ知恵や技術、考え方や価値観など名
人の半生を「聞き書き」※し、記録する活動です。

「森の名手・名人」とは、木工職人、茅葺き職人、シイタケ栽培家など、
「森」や「木」に関わる仕事に携わり、昔からの知恵や技術を持っている
方々です。

現代の日本人は、エネルギーやプラスチック製品など生活のあらゆる場面
で、石油に頼り暮らしています。しかし、石油が生活に入る前までは、森
や海からの自然資源を享受し暮らしを営んでいました。森からは、薪や炭
などの燃料や木の実、キノコ、筍などの食料、家や家具などに使う木材、
布を織るための蔓や木の皮、、、。自然の恵みを最大限活かす技術や知恵
を持ち、生きていたのです。

「地球温暖化」「森林破壊」など、様々なところで「環境問題」が話題にな
り、自然を「守る」ことが叫ばれています。しかし「守る」といっても、
私たちは、自然の恵みを得ることなしには、生きていくことができません。
かつては、自然の許容量の中で、自然の恵みを享受し、暮らしを営んできま
した。それは何千年と続いてきた暮らしの形であり、文字通り「持続可能」
です。

本当の意味で、自然と人間が共存していくとはどういうことなのか。私た
ちは、次代を担う高校生に、日本人が先人から脈々と受け継がれてきた生
き方を、「森の名手・名人」から学び、考えてもらいたいと願っています。

そして、今年から「海・川の名人」への取材もスタートします。
初年度ということで募集は若干名(+α)ですが、参加高校生には、
森と川や海の繋がりについても考えてもらいたいと思っています。

今年も以下の通り、「森の“聞き書き甲子園”」に参加してくれる高校生
を募集いたします。

※「森の名手・名人」は、毎年100名を社団法人国土緑化推進機構が選定し
ています。
※「聞き書き」とは、話す相手の語り言葉だけを使って、文章をまとめる
手法です。録音したテープを聞き、書き起こし、編集をするプロセスを通
じて、相手の心にせまります。


第8回 森の“聞き書き甲子園”実施要領

□主催:第8回 森の“聞き書き甲子園”実行委員会
(林野庁、文部科学省、社団法人国土緑化推進機構、NPO法人共存の森ネットワーク)
□参加資格:高校生(以下のスケジュール全てに参加可能な方)
□取材先:これまでの「森の名手・名人」に加え、今年は「海・川の名人」
(漁師、海女等)に取材する高校生を若干名募集します。
□応募方法:所定の申込用紙に必要事項を記入し、参加動機作文(原稿用
紙1枚、400字程度)と合わせて事務局宛に郵送してください。
※申込用紙をご入り用の方は、事務局にご連絡いただくか、森の“聞き書
き甲子園”のウェブサイトからダウンロードしてください。
□応募締切:7月1日(水)必着
□定員:100名程度
□参加費:無料
□スケジュール
 7月1日:応募締切
 8月初旬:参加高校生決定
 8月11〜14日:聞き書き事前研修会(会場:高尾の森わくわくビレッジ等)
 9月中旬〜12月:「森の名手・名人」を訪問し、取材、レポート作成
 2009年3月28日:フォーラムにて成果発表(会場:江戸東京博物館)

□申込み・問い合わせ先
 〒162-0065 東京都新宿区住吉町1-20 角張ビル4階
 NPO法人共存の森ネットワーク内 森の“聞き書き甲子園”実行委員会事務局
 TEL:03-5366-0766 FAX:03-5366-0688
 E-mail:info@foxfire-japan.com


公式ウェブサイト

北陸:今年最初の活動に行ってきました!

ブログにあっぷするのが遅くなってしまいましたが・・・
5月3・4・5日に、共存の森・北陸の活動が新潟の高根で行われました。

一番の心配であったGW真っ只中&ETC割引による高速道路大渋滞。
早めに出発した甲斐があり、予定より3?時間遅れたものの
無事昼過ぎにには到着することができました。

雨が心配されましたが無事切り抜けたこの3日間での主な活動は、

一日目
・高根散策

二日目
・田植え
・山小屋で生活をしていらっしゃる遠山実さんに山での生活について
食事や道具、山小屋を始めた理由などの話を聞く
・来月の下草刈りに備えブナに支柱を付ける作業
・棚田散策

三日目
(二つのグループに分かれて)
・次回から利用させていただく学校の教室そうじ
・昨日に引き続きブナに支柱を付ける作業

でした。

今回の参加者は15名。聞き書き7期生の高校2年生をはじめ10代の多い活動となりました。

今回の活動に参加して思ったことは、活動地である高根の方々に「ありがとう」と
言ってもらえる何かをしたいということ。

私たちが田植えをするにあたり、早めに田に水を入れ
冷たい水で足が冷えないようにようにとの気遣いをしてくださった、
たんぼをかして下さっている遠山栄作さん
をはじめ、細やかな気遣いをさりげなくして下さる高根の方々。

そんな温かな思いに少しでも恩返しができる活動をこれからも、と思いました。

高根の方々、これからもよろしくお願いいたします。

横原泉(「共存の森」北陸)