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第11回聞き書き甲子園研修~聞き書きを経験して~

2012.08.27 15:33|聞き書き甲子園
こんにちは、お久しぶりです。事務局インターンの日本女子大学2年有光彩香です。

うだるような暑さが続きますが、8月も残りわずかとなりました。夏休みの思い出は出来ましたでしょうか?

思い出と言えば・・・
「第11回聞き書き甲子園」研修会が高尾の森ワクワクビレッジで8月11日~8月14日開催されました。

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「聞き書き甲子園」とは、森や海、川とともに生きてきた伝統的な暮らしを見つめ直し、そこから持続可能な社会を考えるヒントを得ようという目的のもと、100人の高校生が自然と関わるさまざまな職種の”名人”を訪ね、一対一で「聞き書き」をします。「聞き書き」とは、話し手の言葉を録音し、一字一句書き起こしたのち、一つの文章にまとめる手法です。
今年、「聞き書き甲子園」は11年目に突入しました。

北は北海道から南は沖縄まで、「聞き書き甲子園」11期生である100人の高校生が東京に集合し、研修会を皮切りに「第11回聞き書き甲子園」がスタートしました。
後半で詳しく書きますが、この研修会は11期生の先輩にあたる「聞き書き甲子園」を経験した学生スタッフを中心として運営されています。

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それでは「第11回聞き書き甲子園」研修会の4日間の様子を伝えて行きたいと思います。

1日目、都庁・都民ホールで行われた開会式では、「聞き書き甲子園」を日ごろから支援してくださっている企業・団体様への感謝状贈呈が行われました。そして、「聞き書き甲子園」一期生の代田七瀬さんによる基調講演や、学生スタッフによる聞き書き甲子園の体験談があり、高校生たちは緊張した面持ちながら、これから自らが経験する「聞き書き甲子園」に思いはせるような様子で聞き入っていました。

研修場所である高尾の森ワクワクビレッジに到着後、立食形式のウェルカムパーティーが行われ、高校生たちはお互いどこの出身か、高校何年生か、などの軽い自己紹介をしあっていました。まだまだ緊張しているような印象も受けましたが、翌日から行われる実習への期待が感じられました。

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2日目は当NPO顧問で作家の塩野米松先生と学生スタッフによる講義で、「聞き書き」とは何かを学びました。それをもとに、実際に聞き書きを体験しました。

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この研修では、聞き書き甲子園を経験した学生スタッフ(聞き書き甲子園の先輩)を中心に参加高校生がグループを組み、1人の方に聞き書きを行いました。
話し手の方のプロフィールを参考に、グループでインタビュー項目を考え、それを基に、話し手の方にインタビューをしていきます。
インタビューというと一方的に聞きたい情報だけを聞いて、それに対して相手が簡単に答えるということを想像しがちですが、聞き書きのインタビューは人間関係を築いていくインタビューだと学びました。
人間関係を築いていくインタビューが終わると、ICレコーダーから、話し手の方がお話になった事を一字一句もらすことなく、書き起こしていく作業を行いました。そこから第3者が読んでも分かるように、話し手の方の人生を一つのレポートにグループでまとめていきました。朝から夜20時頃まで、「聞き書き」は行われました。レポートが完成すると、各グループ互いを褒め合い拍手し合っていました。

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一つ、聞き書きを実際に体験し思うことは、「純粋に、素直に人の話を聞くこと」の大切さと難しさです。当たり前のことでしょと思われそうですが・・・
普段の生活の中で「聞く」という行為を振り返ってみると、聞きたい事だけ聞ければOKのアンケート形式のような聞き方で、自己満足していたのかもしれません。
1人の人と「純粋に、素直に向き合うこと」が出来ていなかったのかなと考えさせられました。


3日目は完成させたレポートの講評を塩野先生からいただきました。高校生たちはポイントを押さえようと真剣にメモを取っていました。この実習で学んだ「聞き書き」は、今後それぞれがどのような作品を作っていくのかイメージすることが出来たのではないかと思います。
またこの日は、森を実際に体験するプログラムも行われました。森を体験し、研修所に帰ってくる高校生たちはいい汗をかいており、生き生きした様子でした。
研修最後の夜は、別れを惜しみつつも楽しもうということで、オリエンテーションがあり、大変盛り上がりました!!

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4日目は当NPOの吉野奈保子さんの講義を受け、自然と人の暮らしから、高校生たちがこれからそれぞれ向き合う名人との出会いを想像するきっかけになったのではないでしょうか。

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4日間という時間の中で高校生は、不安・期待・悩む・喜ぶ・・・など多くの表情を見せてくれました。それぞれの表情の中で何かを1つ1つ得ていく様子はとても素敵でした。

そんな高校生たちは別れを惜しみつつ、今後の名人との出会い、研修で出会えた仲間の力を感じながら、4日間の研修は幕を閉じました。

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前半でも書いたように、この研修会は、「聞き書き甲子園」を経験した学生スタッフが中心となって運営しています。この4日間の研修が高校生にとって良い学びの機会となったのも、学生スタッフの力があってこそのような気がします。それぞれ色々な事を考え想う学生スタッフの姿は11期生の高校生に大きな力を与えたと思います。

研修会の閉会式で「聞き書き甲子園の研修会は終わった時からが本当にスタートします。」という学生スタッフさんの言葉は強く響きました。この言葉の想い、意味を受けとめながら「聞き書き甲子園」をスタートした高校生の皆さん、頑張ってください!!!

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